前回までのふりかえり
2021年4月、もへちゃんの第2の人生がスタートしました。
同時に、20年以上乗ってなかったバイク(原付スクーターHONDA JORNO)で通勤することにしました。
お気に入りのヘルメットを被り、風を切って走るうちに、原付では満足できなくなりました。
そこで2021年5月、HONDA C125 スーパーカブを予約しました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で8月になってもメーカー予約さえできない状態(T_T)
神様が
この際、大型自動二輪の免許を取りなさい
と言ってるに違いない。
とふだん無信心のもへちゃんですが、自分の都合のいいようにこの出来事を解釈しました(笑)
9月、30年前に約10日間で中型自動二輪の免許を取得したレインボーモータースクール福岡に入学しました。
中型より大型の方が教習時間が多いことや、30年前に比べると教習内容が増えていたこと、そして何よりも卒業検定で1度不合格になったことなどで、大型自動二輪の免許取得には1ヶ月以上かかってしまいました。
いよいよ大型の免許をとったもへちゃん。
まず最初に向かったのは…
ジョルノ→スーパーカブ→SUZUKI GSX1100S カタナ
「CBとカタナ」と言えばバリバリ伝説
もへちゃんが30年以上前、バイクに乗り始めたきっかけの1つに漫画「バリバリ伝説」があります。
その主人公の巨摩 郡はHONDA CB750Fに乗ってました。
ライバルの聖 秀吉はSUZUKI GSX750S カタナに乗ってました。
いつかは、CBとかカタナに乗りたいなぁ…
と中型の免許しか持ってなかったもへちゃんは、思ってました。
その後、もへちゃんにとってのバイクの師であるYくん(大学時代の同級生)がCB 750Fを手に入れました。
そこで、もへちゃんは「いつの日か、カタナに乗りたいっ」と強く思うようになりました。
カタナ
30年以上前の漫画「バリバリ伝説」の登場人物が乗っていたCBとカタナは、当然、それ以前に市販された古いバイクです。
両車とも高い人気を誇り、マイナーチェンジを繰り返しました。
しかし、空冷のCB(巨摩 郡が乗っていたバイク)は、2021年にファイナルエディション(生産終了版)が出てしまいました(T_T)
が、水冷のCBは今なお市販されています。
カタナも2000年のGSX1100Sカタナ・ファイナルエディションで一旦幕を閉じました(T_T)
しかし、「GSX1100S カタナ」は2019年に「フルモデルチェンジ」と言えるほどの進化を遂げて「SUZUKI KATANA」として再登場しました!
SUZUKIのショップへ
現在、ホンダとカワサキは、大型の新車のバイクは、街のバイク屋で購入できません。
「ホンダドリーム」や「カワサキプラザ」といったメーカー直営店に行くしかありません。
しかし、スズキは今でも「街のバイク屋」で大型の新車が購入できます。
そこで、もへちゃんが行ったのは、近所の比較的大きなバイク屋です。
その店を選んだのは、ウインドーの中に黒いGSX1100S カタナが飾られてたからです。
その店は「スズキ専門店」という看板がかかってましたが、中古バイクは各メーカーのものが多数ありました。
表のカタナは、いくらぐらいするんですか?
あ~、あれはお客様から預かっているバイクで、売り物じゃないんです。
カタナをお探しですか?
はい
新型KATANAなら、あちらにありますよ。
いえいえ、旧型のカタナ、GSX1100Sカタナが欲しいんです。
そうなんです。
2019年に出た「KATANA」はフルモデルチェンジの結果、前の「GSX1100S カタナ」とは、似て非なる物になっちゃったよなぁ
ともへちゃんは感じていたのです(>_<)
う~ん…
程度のいい中古を見つけるのは難しいです。
出てきても、車体だけで100万円くらいするんです。
さらにそれを整備するのに100万円くらいかかったりしますが…。
それでも、探されますか?
それだけの金額を出されるんなら新型KATANAが買えますよ。
酸っぱいブドウ
もへちゃんはこの時点で、SUZUKI GSX1100S カタナを諦めました。
予算を軽くオーバーしたからです(>_<)
イソップ物語の「酸っぱいブドウ」のキツネのように
そうさ
GSX1100Sカタナは、セパレートハンドルで前傾がきつくて、もう若くないもへちゃんが乗っても苦痛の方が多かっただろうし…
と考えました。
この時点ではほとんど負け惜しみの「前傾がきつくないバイク」という選択基準は、この後のバイク選びで最重点ポイントになっていきました。
つづく(^^)
おわりに
イソップ物語「酸っぱいブドウ」
お腹を空かせた狐は、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけた。
食べようとして懸命に跳び上がるが、実はどれも葡萄の木の高い所にあって届かない。
何度跳んでも届くことは無く、狐は、怒りと悔しさから
「どうせこんな葡萄は酸っぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」
と負け惜しみの言葉を吐き捨てるように残して去っていった。
Wikipedia「すっぱい葡萄」より引用
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