南蔵院(中編)
おすすめポイント
前回に引き続き、福岡県糟屋郡篠栗町にある南蔵院を紹介します。
前回では
- お腹ピカピカの布袋さんが出迎えてくれる山門
- 水をかけるべきお地蔵さまと、その横にいるのに水をかけちゃダメな招き猫
- 顔がまん丸な地蔵…円満地蔵
- お百度参りができる不動明王
- 雷が落ちて、雷神様が宿るご神木
- お百度参り用カウンター
なんかを紹介しました。
まだ読まれてない方、もう一度チェックしたい方、住所や博多駅からの所要時間を確認されたい方はこちらです ↓
五百羅漢
お百度参りができる不動明王像のすぐ横に、五百羅漢像があります。
高さ約30~40cmの羅漢像がずら~っと並んでいます。
Wikipediaによると
仏陀に常に付き添った500人の弟子
または仏滅後の第1回の結集(けつじゅう)に集まった弟子
Wikipediaより引用
とありました。
ここの羅漢像の1つひとつは、とても表情豊かで、見飽きることがありません。
あなたに似た像もあるかもしれません(^^)
インスタ映えまちがいなしです!
注意書き①「滝行」
五百羅漢像を少し上がっていくと、チョロチョロと水が流れている場所がありました。
そのままだったら、気づかずに通り過ぎていたかもしれませんが、
ここは修行の場です。
遊びで滝に入ることは禁止します
と注意書きがあったので、滝行する人もいるのかもしれません。
平家落人伝説
南蔵院には、平家の落人が隠れ住んだと言われる「平家岩」があります。
21世紀の今でもうっそうとした場所でした。
12世紀だったら、とんでもなく秘境だったことでしょう。
注意書き②「ポケモンGo」
南蔵院入り口には、日本語も含めると9カ国語で書かれた
ここは観光地ではありません
という注意書きがありました。
それには、
露出の多い方や奇抜な服装(コスプレ等)をしている方に参拝をお断りする場合があります。
自撮り棒は使用できません。
入場の際は必ず取り外して下さい。
刺青やタトゥーをされている方は、シャツ等で見えないようにしてください。
と続けて書かれていました。
これを読んでもへちゃんは
コスプレ禁止?
でもお遍路さんコスはセーフじゃん(^^)
と1人で抜け道を見つけてほくそ笑んでました(^^)
さて、南蔵院で見つけた注意書きの中で、間違いなくNo.1は、これです。
ただ、もへちゃんはポケモンGoをしないので、この注意書きの重大さについてはわかりません。
すごいポケモンが出たりするのでしょうか?
金剛杵(こんごうしょ)
ポケモンGoの注意書きの先に、お堂があって、中を覗くと金剛杵が置かれてました。
もへちゃんの好きな漫画の1つ「孔雀王」(荻野誠著 集英社刊)の主人公が、使う武器の1つです。
よく見ると、ワイヤーで繋がっていて、盗られないようになってます。
と言うことは…
持ってもいいってことだよな…
そう解釈して、ドキドキしながら、憧れの金剛杵を持ってみると…
むっちゃ重い~(>_<)
5kgのダンベルより重いよ~
とても武器として振り回せん
孔雀王、恐るべし!
紅葉の名所
金剛杵を後にして、少し高いところに上がっていきます。
もへちゃんが南蔵院に行ったのは、11月末。
紅葉の時期としては少し遅かったように感じました。
それでもまだ紅葉を見ることができました。
おかかえ地蔵
願いをこめて、自分が好きなお地蔵様を持ち上げてください。
軽ければ願いがかない、重ければもう少しの努力をする様にと教えてくださるお地蔵様です。
もへちゃんが持ち上げたお地蔵様は…
お、重い…(>_<)
どれを持ち上げたかは秘密です。
第1番札所
おかかえ地蔵の先に、第1番札所がありました。
篠栗四国八十八カ所参りの最初の札所ですね。
おみやげ屋さんにあった「SASAGURI88HENRO」Tシャツを買えばよかったと思いました(笑)
七福神トンネル
「仲良し地蔵」という銅板がびっしり飾られている七福神トンネルを通ると、間もなく涅槃像です。
トンネルのまん中に七福神が祀られており、出口には横綱の白鵬さんが奉納した提灯が掛かってました。
ちょっと寄り道・南天稲荷
お寺ですが、お稲荷さんまで祀られているみたいで、少し遠回りしてみました。
これはもしやマムシグサ?
南天稲荷への途中の道でこんな植物を見つけました。
もへちゃんの好きな本「花の詩画集 鈴の鳴る道」(星野富弘著 )に確か載ってたような気が…。
違ってたら、すみませんm(_ _)m
三鈷の松
元に戻って、涅槃像への道を進みます。
すると、松に看板がかかっていました。
ここに聳(そびえ)立つ松は「三鈷の松」といいます。
この名の由来は、弘法大師が中国から帰国のとき、日本の地に加藍建立の浄地を求め、空中に投げた三鈷が、この松にかかっていたと言う伝説によるもの。
松の葉が三本になっている珍しさから、この伝説が生まれたと言う。
九州では非常に珍しい松です。
この葉を持っていると「福徳円満がかなう」と珍重されています。
足下を見ると、そこには葉が3本っぽい松の葉が…。
あまりにも簡単に見つけちゃったので、ありがたみを感じることができず、持ち帰りはしませんでした。
涅槃像まで150m
涅槃像まで150mという看板を見つけました。
その先に印象に残る石像を見つけました。
弘法筆を選ばず像?
「見ざる・言わざる・聞かざる」ならぬ「見かえる・言わかえる・聞かえる」?
「見ざる・言わざる・聞かざる」が猿ではなくカエルの石像がありました。
これって福岡県小郡市のかえる寺(如意輪寺)にもあったかもしれません。
仲見世通り=中店通り
「もう涅槃像のはず」
「今度こそ涅槃像のはず」
と何度も思いながら、次にたどり着いたのは「仲見世通り」
なんだろうと思ってたら…
建物の中にお店がありました(^^)
あぁ、中店ね
トイレもあったので一休憩しました。
しかし、涅槃像はまだなのか…
仲見世通りを抜け、階段を上がると
仲見世通りを抜け、階段を上がっていくと…
踊り場を曲がったとたん、ドーンと視界に涅槃像が飛び込んできました!
ここで問題です!
今回報告した行程のどこかにアンパンマンが隠れています。
さぁどこにいたでしょう?
わかった方は、いつの日か南蔵院に行った際に、画像ではないリアルのアンパンマンをチェックしてくださいm(_ _)m
感想
行程の2/3ほど歩き回って、やっとたどり着いた釈迦涅槃像。
涅槃像のスケールの大きさは、次回報告しますね。
また、グルメ記事も次回に廻します。
来週の土曜日をお楽しみに~
コメント
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