遊水峡かっぱ滝・紅葉と滝と虹
おすすめポイント
たまたま見ていたテレビで「遊水峡かっぱ滝・紅葉と滝と虹」というのがあってました。
紅葉の時期で、かつ晴れた日なら、滝に虹がかかるらしいです。
紅葉の紅と、虹の七色…それはぜひ見なきゃ!
ということで、よく晴れた秋の日にドライブに出発です!
住所
熊本県阿蘇郡小国町西里245
熊本県阿蘇郡小国町 大字下城滝ノ上4837
住所が2つありますが、ほぼ同じ場所です。
なぜ2つあるのかというと…
後で触れますねm(_ _)m
博多駅からの距離
- 都市高速→九州自動車道(鳥栖JCT)→大分自動車道(天瀬高塚IC)→遊水峡…片道113km、1時間41分
- 高速道路等を使わない場合…片道96.6km、2時間19分
遊水峡は、以前行ったことがある「鍋ヶ滝」のそばです。
楽しむコツ
もへちゃんは、高速道路や有料道路をあまり使いません。
すっごく遠い所に行くなら使いますが、この程度ならいわゆる「下道」を行きます。
この日も下道でドライブです。
この遊水峡ドライブあたりから、車のナビのデータが少々古いので、スマホのGoogleナビも併用する「wナビ」という技で目指すようになりました。
そのおかげか、日田あたりから入り込んだ「スカイファームロードひた」は、信号もなく車も少なく快適そのもの(^^)
遊水峡に着く5分前くらいに、丘陵の真ん中に「菜園の風」というオシャレな店が突然出てきました。
まだお昼前でしたので
帰りに通ったら、ここで昼ごはんにしよう
と言いながら遊水峡へ。
遊水峡と書いた旗から細い道に入ると、離合できないような山道を1キロくらい進みました。
またまた旗があり、車1台がやっとみたいな細い下り坂を降りて、「落ち橋」という運転免許試験場かと思うような車幅と同じ橋を渡って、やっと駐車場につきました。
いざ、かっぱ滝へ。気分はRPG(笑)
駐車料金300円、入園料大人1人300円を払い、駐車場から800mのかっぱ滝を目指します。
途中迷って、同じ道を戻っていると、たまたま出会ったおじさんが、
あっちの地図はわかりにくいでしょう
と別の地図をくれました。
「あっちの地図」?
何はともあれ、新たな地図をゲットし、気分はRPG(ロールプレイングゲーム)です(笑)
かっぱ滝までの道は、
- 夏だと滝すべりができる川原
- 川沿いの「道無き道」
- 県名が石で書かれた飛び石階段や、板1枚だけの橋
これらを攻略しながら(笑)、30分ほどでたどり着きました。
川沿いの道なき道や石階段は、ちょっとでも雨が降ってたら、石が滑って危険かもしれません。
でも、夏は滝すべりできるらしいから、そんな時なら気にならないかもしれません。
残念なことに、滝へ向かう道や滝の周りは日当たりが悪く、紅葉ではなく、すでに散ってました(T_T)
これぞ「滝と虹」!
けれど、滝に近づくと…
画像でわかるかなぁ?
滝に虹がかかってました!
もへちゃんは、子どもの頃に、虹を作ったことがあります。
太陽を背にして霧吹きをすると虹ができました。
かっぱ滝に行った時はお昼くらいで、滝に向かう道の真後ろに太陽がありました。
子どもの頃の「虹作り実験」と同じ理屈で、虹ができたのだと思います。
紅葉の時期に行くべき!
駐車場からかっぱ滝まで、行きは30分ほどかかりましたが、帰りは15分くらいで着きました。
途中、まだ紅葉してる部分がありました。
かっぱ滝の周りの木が紅葉してる時だったら「紅葉・虹・滝」で見事だったろうなぁ(T_T)
すでに落葉してる木と、まだ紅葉してる木…
違いは何なのでしょう?
倉本滝へ
かっぱ滝とは別ルートで「倉本滝」というのがあるらしいので行ってみました。
こちらは片道15分くらいでした。
新たな名所作りのために開拓してるって感じでした。
でも、こちらも紅葉はありませんでした。
倉本滝は日陰だったので、虹も出ず…がっかり。
2つの住所という違和感
法的争い
- 住所が2つあった理由
- おじさんが「あっちの地図」と言った理由
それは、「『遊水峡』と『ゆうすい自然の森』とで、法的争いをしている」とのことでした。
住所が2つあるのは「遊水峡」と「ゆうすい自然の森」の分ってわけです。
神無月の頃
お客として遊水峡に行ったもへちゃんとしては、裁判ざたになっている話を熱を込めて話されてもなぁ…
ふと、徒然草の「神無月のころ」を思い出してしまいました。
神無月のころ、栗栖野といふ所を過ぎて、ある山里にたづね入ることはべりしに、はるかなる苔の細道を踏み分けて、心細く住みなしたる庵あり
木の葉に埋もるる懸樋のしづくならでは、つゆおとなふものなし
閼伽棚に菊・紅葉など折り散らしたる、さすがに住む人のあればなるべし
かくてもあられけるよと、あはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子の木の、枝もたわわになりたるが、周りをきびしく囲ひたりしこそ、少しことさめて、この木なからましかばとおぼえしか
徒然草 吉田兼好著
もへちゃん風に、訳してみましょう。
10月ごろに、栗栖野を過ぎて、ある山里に行った時のことを話そうね。
遠くまで続いてるいい感じの苔の細道を進んでいったら、バリバリSNS映えする「もの寂しい」って感じの家があったんよ。
水場は木の葉っぱで覆われて見えなくなってるし、水のしずくがポチャンって落ちる音以外には、音を立てるものは無いわけよ…ねっねっ、「もの寂しい」って感じで、なんかいいやろ。
それでも、仏様用の棚に菊の花とか紅葉とかがあったから、住んでる人はいるんだろうなぁって思ったわけ。
「あぁこんなにもの寂しい感じなのに住んでる人いるんだ」と、しみじみ思ってたら…。
向こうの庭に大きなみかんの木があって、たくさんの実がなっててさ、その実を盗られないようにって木の周りに頑丈な柵で囲ってあったのを見つけちゃって…
ちょっと興ざめして、この木がなかったらよかったのにって思っちゃったよ~
おじさんから裁判の話を聞いて、もへちゃんは「ことさめて」=「ちょっと興ざめ」したわけです。
でも裁判どころじゃなかったかも
あの時、おじさんは「来年の3月には片付く」と話されてました。
※もへちゃんが、かっぱ滝に行ったのが2019年だったのでおじさんが言った「来年」とは2020年のことです
でも、2020年3月だったら、新型コロナウイルス感染症で裁判どころじゃなかったかもしれません。
また今年(2020年)の「令和2年7月豪雨」の結果、遊水峡も被害を受けているようで、ホームページには次のようにありました。
遊水峡 臨時休園のご案内
2020年7月熊本豪雨の影響で、遊水峡事務所が半壊いたしました。
遊水峡ホームページより引用
つきましては被害の復旧ができるまで暫くの間臨時休園とさせて頂きます。
遊水峡自体はとてもすてきなところですので、法廷闘争や災害を乗り越えてもらいたいものです。
菜園の風
ごめんなさいm(_ _)m
グルメ記事として、当然ここで「菜園の風」を書くべきなのですが…
遊水峡の駐車場に戻り、車の中で「菜園の風」を検索しようとしたら、電波が入らず。
当然、Googleナビちゃんもダウン(>_<)。
車のナビはデータが古く「菜園の風」は検索できず…
「wナビ」の意外な弱点を露呈しちゃいました。
仕方なく、小国の道の駅に行くことにしました。
名物っぽい「ばされうどん」を食べようとしたら、おばちゃんから
もう材料がないよ~
と言われ、しかたなくカツ丼セットを注文。
ばされうどんと言うのは、「海老天、肉、わかめ、かまぼこ、あぶら揚げ、山芋」等が入ってるうどんらしいのです。
「ばさらか」は、筑後弁(博多より南)で「たくさん」って意味なので、「ばされ」も似たような言葉なんだろうなって思います。
けれど、その「ばされうどん」は食べられず、代わりに頼んだカツ丼セットは…
可もなく不可もなくって感じでした(>_<)
ローソンカフェラテvs200億投資のファミマカフェラテ
そこで、グルメ小ネタを(笑)
当時、「200億投資したファミマラテ」が盛んにコマーシャルされていました。
ドライブのお供に飲んでみて、「あまり変化を感じられない」と以前書きました。
しかし今回、行きがけにに寄った「比良松」ってところのファミマでカフェラテはちょっと違いました!
ここにはキャラメルパウダーがなかったので、仕方なく何もかけずに飲んだのですが…。
おや?
やたらとクリーミーじゃん。
前の週に飲んだファミマカフェラテより美味しかったのです。
なぜでしょうか?
さらに、帰路、ローソンでカフェラテを購入。
200億投資のファミマカフェラテ(比良松店購入分)と比べてみようというわけです。
帰路、夕焼け空の美しさの中、車を運転しつつ出した結論は
ファミマの方がラテの部分がクリーミーで、飲み終わっても泡がカップの中に溜まって、出てこないくらい入っていた。
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